seikousisanの日記

食べたり音楽(ロキノン・ももクロ他アイドル)だったり都内近辺の行く場所が多いと思います

鬼の様に美味い上本町の持ち帰り揚げもの屋さん「グリルやまたけ」

大阪に帰ってきている。
天王寺から上本町まで歩いていると、上本町駅近くまで来た所で何やら行列を目にした。

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巷ではゴールデンウィークである。
観光地ならまだしも上本町の商店街にある小さなこのお店。

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ちなみに新世界を紹介したエントリーでも書いた様なポルノ劇場が目の前にあってなかなかカオスな商店街だった。

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看板を見れば「グリルやまたけ」の文字。
グリルと店名につけばつばめグリルの様に、洋食レストランを思い出させる。
が、ここはお肉屋さんがやっているタイプの持ち帰り専門の揚げもの屋さんだ。

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行列ができているとはいえ回転もよく、30分もすれば家に着く距離かつ晩飯時だったので持ち帰りを決意。

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メニューを見て驚いたのはその安さ。
お肉屋さん自体はギフト用とかも扱うそれなりにいいお肉屋さん(母曰く)らしいのに、コロッケが55円の価格である。
近所の子どもや部活、予備校帰りの学生も気軽に買い食いできちゃう。 

悩んだ末、

コロッケ
ハムカツ

を購入。
図らずもお店オススメのものばかり買ってしまう。

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まずコロッケ、激ウマ。
じゃがいも、タマネギ、ひき肉のシンプルなコロッケなんだけどややトロリとしている。
ホクホクというよりもジューシーなコロッケ。
そして特徴はどこからきてるのからこの甘みである。
今まで食べたコロッケ史上で1番美味かったです。

次にハムカツ。
何を隠そう私、ハムカツ大好きです。
会社の昼飯時に買いに行く弁当屋のにいちゃんにもハムカツがある時は勧められたりとっといてくれるほどのハムカツフリーク。
厚めのハムカツが好きなんだけど、ここのハムカツはやや薄め。
とはいえペラペラなわけではなく程よい薄さと言うべきか。
それでいてしっかりと歯ごたえもあって塩加減も絶妙。
揚げものにソースをかけない派の私だが、ほんとにそのままで十分に美味しい。

スコッチエッグといえば交通会館の大正剣のスコッチエッグも大好きだ。

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このスコッチエッグが出てきた時はたまごがハートの形になっていておばちゃんに「すごい!ハートになってる!」と不意に話しかけられたりもしてうまく言葉を返せなかったりもした。
スコッチエッグはサービスランチの時にありつければすぐ食べられるが普段頼むと出来上がりに25分くらいかかるのでオススメされない商品なのだが、本当に大正軒は交通会館の中でも1番大好きなお店なので是非行って欲しい。

話をグリルやまたけのスコッチエッグに戻すが、大と言うだけまぁまぁのボリュームである。
それでいて大味でない。
あまりいいお肉を使っていないスコッチエッグやメンチカツにありがちなのが、お肉の臭みが残ってたり、その臭みを消すために香辛料や胡椒の香りがきつかったりするものもある。
しかしそれは肉屋のスコッチエッグ、お肉自体がもちろん美味いのでそんなことは一切ない。
たまごとお肉という、子どもも大人も大好きなメニューが一緒になってるってもはや罪ですよね。

いやぁ美味かった。
上本町は近いし天王寺とかにもよく帰省したら行くのでその際には常に立ち寄りたい店だ。

おまけ
途中立ち寄ったハルカスをバックにした四天王寺と上本町ハイハイタウンでやっていた真田幸村展。
大阪は大坂の陣400周年で去年から盛り上がっております。

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葛西臨海公園まで自転車で行ってきた

とてもとても久しぶりに自転車に乗ってふらふらしてきた。

 

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自宅のある瑞江から葛西臨海公園をとりあえず目指し、夢の国のある舞浜を経由して帰宅するルート。

とりあえず江戸川区に住んでいるので江戸川区で見どころ、と江戸川区初心者の頭で考えて出てきたのが葛西臨海公園だったからで深い理由はない。

 

一之江の方まで出て環七をひたすら南下。

久しぶりすぎたのでスローペースで行くもやはり少し疲れる。

というかケツがものすごく痛い。

普通のジャージしかはいてなかったせいもあるかもしれないけど、こんなにケツ痛かったっけ、という風に痛い。

ここまで痛いのは大学時代に青春18切符で東京ー長崎、東京ー青森を旅行した時以来ってくらいに痛い。

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そんなこんなで葛西臨海公園に到着。

家からたったの7kmくらいの距離で驚く。

桜の季節は少し過ぎていたが、まだ園内には桜もちらほら咲いており、また日曜日ということもあって、家族連れや学生、カップルと幅広い人であふれていた。

 

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そんなに園内をふらふらするつもりでもなかったので紫と青のアディダスのマウンテンパーカー(みたいなやつ)と田舎のヤンキーが着てそうなアディダスの黒に金のラインが入ったジャージを履いて来ていたので充実した人々を横目にどこか気恥ずかしさが漂う。

シートを広げお弁当を食べたり、寝っ転がったり、キャッチボールをしたり、サッカーをしたり。

単純に楽しそうで幸せってこういうことなんだろうと、無駄に悟りそうになった。

 

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海の向こうには夢の国エリアがすぐそこに見える、そりゃあ電車で立った一駅なんだからあたりまえだ。

また東京ゲートブリッジも見える。

できた当初かずっと歩いて渡りたい欲を持っていたが未だに行けていない。

新木場あたりから行けるみたいだし、これも自転車で行ってみてもいいかもしれない。

 

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チューリップとかもたくさん咲いていた。

最近は水族館が謎のマグロの大量死でいいニュースを聞かなかった葛西臨海公園だけれど、春や秋の行楽シーズンに行くにはもってこいの場所だと改めて思った。

 

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帰り、舞浜はさすがに夢の国にも近寄りがたく、イクスピアリでもふらふらするかとも思ったけれどやはり服装で負い目を感じ、華麗にスルー。

江戸川沿いをグングン北上していくと、途中何かの工場が近くに見えた。

工場萌えな私としては見過ごすわけにもいかず、自転車をとめて休憩をかねて写真を撮った。

江戸川沿いはよくよく見ると結構かっこいい工場が多そうなので、そういった目的でサイクリングしてみるのもいいかもしれない、

途中、一之江の方面に渡るところをスルーしてしまったがために妙典の北の方まで行ってしまってさすがに疲れた。

江戸川沿いサイクリングは南も北もあまり東京ー千葉間に橋がないところがネック。

 

とはいえやはり久しぶりの自転車は楽しくて気持ちよかった。

自転車1台で自分の世界が本当に広がる。

次は清澄白河とかその辺を目指してリハビリがてらのサイクリングを楽しみたい。

ラム好きにはたまらない「MENSHO TOKYO」@春日

江戸川区に引越しをしてから、大学時代から使っていた京浜東北線を卒業し、都営新宿線大江戸線での通勤になった。
使う路線が変われば使う駅も変わるわけで、春日駅から坂を登ったり下ったりしながら歩いて会社までえっさほいさ。

そんな坂道(富坂)に差し掛かる所にあるラーメン屋「MENSHO TOKYO」。
いつも通るのは朝の7:30位なのでもちろん閉店中なのだが、なかなか入ってみたく思わせる店構えをしていて気になっていた。
ここでその店構えの写真を撮り忘れる痛恨のミスなのだが、小綺麗な和を感じさせる竹格子の様な入り口に、オシャレな「M」のロゴに多数の登り。
ラーメン屋の店構えを見ると直感的にいいラーメン屋かそうでないかはなんとなくわかるが、近年に多い老若男女誰でも入りやすい店構えだったのでラーメン自体も丁寧なラーメンを提供してくれるんじゃないかと期待を寄せていた。

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仕事終わりの20:30頃に来店したが席は満席。
店内は木製のカウンターとテーブル、壁は黒く塗られたベニヤ?の様な造り。
黒い壁に赤い暖簾がよく似合う。

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天井を見上げるとシャンデリアかと思いきや多くの魚がプラリと。
実際ここで乾燥させているものを出汁に使っているのか、はたまたオブジェなのかは謎だがなかなかいいインテリアになっていた。

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来店してからはじめて初めて知ったがこの店の売りは「ラム」を使ったつけ麺。
癖のあるラムは人によっては敬遠される食材。
それでも開店半年以上経ってもこれだけの人を呼び寄せるのは相当の期待が持てる。
これまた後で知ったんだけど、市ヶ谷の名店、「麺や庄の」の店主が開いた店なんだとか。
麺や庄のは就活時代に1度口にしただけだが、確かにいいラーメンを提供していたのを記憶しているし、その後も色んなコラボやら系列店を出店しているのは認識していた。

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ラム豚骨つけ麺全部のせ塩スパイスとネギ飯をチョイス。
本来つけ麺よりラーメン派なんだけど店としてつけ麺を推してそうだし、ラムという未開のスープだったのでここは大人しく従うことにした。
一口目の印象は、エスニック料理を口にした時のスパイシーさとでも言おうか。
いや、エスニックとはまた違う。
ごく限られた人にしかわからない例えをするならば、新宿の「ひつじや」というアフリカ料理屋で感じる味。
もう少しわかりやすい表現をするならばやはりジンギスカンとか、スパイシーな香草焼きとかそんな感じ。
爽やかなラムの香りがする。
爽やかなのでもちろん臭くはない。
具はラムの燻製と豚のチャーシュー、メンマに味玉、そしてレモン。
このレモンを麺に絞ったり、後はカスターにあるほうじ茶粉末やガラムマサラ(だったか?)とかのなかなかラーメン屋にはない数種類の香辛料や調味料でアレンジしながら食べる。
このカスターの存在がなかなかにくくて、「あ、やっぱりラムきついっす…」となった人でも風味を変えることで行けそうな感じがする。
もちろんそのままでも美味しく感じた僕も最後まで飽きることなく食べることができた。
麺も店内に製麺室があって自家製麺でモチモチ、小麦の味がしっかりとして美味しい。

まさか通勤道にこんな店があるとは思わぬ収穫。
油そばやラーメンも食べにまた、訪れたい。

旅館?ラーメン屋?麺や福一@成田

先週は仕事の関係で日〜月、水〜木、金〜土と週の殆どを成田に、しかも空港近辺に行っていた。
毎日空港の出発ロビーを通るので、一歩踏み出せば自由になれるのにと悔やみながら粛々と仕事をしていた。

自由にはなれないが、普段なかなか行けない所へ仕事で行く時の醍醐味はやはり食。
と言いつつなかなか成田空港周辺は食の不毛地帯である。
ほぼ東京駅で買った惣菜をホテルでビールと楽しむのが唯一の楽しみだった。
ちなみに僕は東京駅構内のGranStaで惣菜を買うのが出張時の決まりである。
特に出来立てのチャーハンを比較的安価で供給してくれる「過門香」の麻婆チャーハンは鉄板である。

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完全に話は本題から逸れてしまったが、そんな成田プチ出張で、成田駅に降りる時間をとることができたので、成田市はおろか千葉でもトップクラスのラーメン屋だという、「麺や福一」に行ってみた。

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旅館も営んでいるこのラーメン屋。
なかなか面白い出で立ちをしている。
最初はほんとにここ?と疑い入るのを少し躊躇ってしまうかもしれない。

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そんな店内はフツーの家庭のようなあたたかさ。
実家に帰ってきたようなぬくもりのある木を基調にした内装に、接客をしているのはおじいちゃんとおばあちゃん。
なんとも優しい空気が流れる中、濃厚鶏スープ魚介ラーメンとスペシャルトッピング、本日の気まぐれ丼(その日はカレー丼)を注文。

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鶏パイタン系に魚介スープを合わせるのってなかなかない気がするけど、どろっとした濃厚なスープは店内の優しい雰囲気と同じくかなり優しいスープになっている。
麺は平打ちの中太麺で家系っぽい様なイメージ。
個人的にやや柔らかく感じられたのは家系だといつもかためを頼むからだろう。
チャーシューも鶏と豚の両方楽しめ、どちらも柔らかく美味しい。

全体的に量も並で十分で満足感の高いラーメンでした。
なかなか成田に行く機会は限られているけれど、また行く機会があればスープを変えて別の味を食べてみたい。

あ、なんか謎に1日に60以上初めてアクセスがあって、こんな完全に個人的なブログにどんな方がどんな方法で辿り着いているのかはわかりませんが、ありがとうございます。


さらば埼玉、ただいま東京

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入社してからほぼ丸々3年間過ごした埼玉は北浦和を出ました。
東京大好きっ子な僕はこの3年間、ほとんど埼玉で遊んでないし、思い出や思い入れもこれと言ってない。
最近ネット上では『埼玉県のひみつ』発刊!学研「まんがでよくわかるシリーズ」地域のひみつ編 - 埼玉県というマンガコンテンツが話題を呼んでいる。
確かに埼玉にも魅力的な場所は多々あるとは思うし、さいたまスーパーアリーナは何度かお世話になった。
でも自分にとっては会社から帰ってきて寝る場所以上でも以下でもなかった。

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引っ越したのは江戸川区である。
高校時代「仕事も、娯楽も、なんでも1番のチャンスが転がってるのは東京」と地理教師が言ってたことを間に受け、東京を目指した。
そして大学1年生時に渡ったのが大田区
いずれも東京の端だ。
都心からやや離れてはいるが、どちらも離れているからこそ住みやすいし、気取った感じがなく親しみやすい。
江戸川区のことはまだまだ知らないことだらけだし、自分が住んでいる瑞江付近も全然探索できていないので、早く知って行きたい。
特に川、江戸川に早く行きたい。
大田区の鵜の木に住んでいた頃は歩いて5分で多摩川だった。
川と緑に囲まれた自然を堪能したい。

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埼玉で住んでいた場所は寮だったので、部屋に水道も風呂もキッチンも洗濯機もトイレもなかった。
何をするにも共同だった。
玄関合わせて8畳程度の部屋は荒れてたし、殆ど掃除をする気にもならなかった。
でも今はほぼ毎日掃除をするようになったし、料理も出来る限りしている。
生活の質が一気に安定した。

理由は人生で初めて自分(達の)お金で家を借りているということもあるだろうし、家財道具もそこそこいいものを集めたのでキレイに保たないという気持ちが働くこともあるし、ダイソンのコードレスクリーナーを使うと掃除嫌いの僕が掃除しなくちゃという使命感に駆られるということもある。
理由は色々ある。

でも、1番の理由は一緒に住んで行く人ができた、ということなのかもしれない。
そんなに責任感とか、そういう物はまだ抱いてないけれど、とは言え心の中の何処かで持っているのだろう。
出来るだけ住みよい空間にしておきたいし、帰ってきたら家が1番と思える空間にしておきたい。
今週はほぼ家にいなくてホテル暮らしが続いているけど、それでも束の間に家へ帰ると、尋常じゃない程の安心感に包まれた。

よくわかんない記事になってしまったけれど、ここに住んでよかったと、そう心から思える場所にして行きたいと思います。



まっくろくろすけなラーメン、チャーハンが東京進出!新福菜館@麻布十番

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いきなりどん!
京都の老舗、新福菜館が誇る黒いラーメンとチャーハンがついに東京に進出したのでオープン翌日とかに行ってきた。

黒いラーメンと言えば一般的には富山ブラックを思い出す人が多いかもしれない。
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しかし、京都の新福菜館をよく知る関西の、全国のラーメンファンからすると黒いラーメンは新福菜館でしょ?
という程の認知度とインパクトを兼ね備えた西の名店だ。
そんな新福菜館が麻布十番という六本木にほど近く様々な文化が集まりながらも、どこか昔の情緒と落ち着きを残した街にオープンしたのは必然かもしれない。

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オープン2日目ともあって赤い提灯に吸い寄せられる虫とも言えるラーメンファンの大群。
少し前からプレオープンをしていたがそこではまだチャーハンは披露されていなかった。
黒いラーメンと黒いチャーハン、この掛け算を求めての行列に並ぶこと約30分。
期待いっぱいで入店。

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中華そば、ラーメン、新福そばと様々な名が冠されているが基本的にトッピングが違うだけであの黒いラーメンは一緒。
右上のそば、チャーハン並みのセットに京都では無料(だったはず)のネギ増しトッピングを注文。
ラーメンやチャーハンと一緒にアルコールと一品メニューもラーメン屋としては充実しているのでちょっと一杯にもいいかもしれない。

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そしてもういちどドン!
黒い、松崎しげるかの様に黒い。
しかし、松崎しげるの様に濃くない絶妙な味わい。
全く重たくもなくするする入っていくのが新福菜館のブラックコンビの特徴だ。
個人的に卵、ネギ、チャーシューのみのシンプルなチャーハン(やきめし)が大好物。
普通のチャーハンより深みがある感じがします。

完食して店を後にする際には京都と同じく「おおきに!」の声。
東京のど真ん中にいながら、そうだ、京都行こう。
なんども通いたくなる黒い宝石が麻布十番にはあります。

東京1うまい讃岐うどん?本郷三丁目「こくわがた」

うどんがここ半年くらい好きだ。
もともとはラーメン大好き小池さん状態だったが、ここ最近はもっぱらうどんだ。(もちろんラーメンも大好きです)

中でも茹でたうどんに醤油を回しかけて食べるスタイルのうどんが好きだ。
夏に香川県に行った際は3日で5食、うどんをたいらげた。

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そんな僕が今東京で1番うまいんじゃないかと噂されている、本郷三丁目のこくわがたに仕事ついでで行ってきた。
昆虫の名をかざした店名から、五反田や新橋に展開するおにやんまとの関係性もよく噂されている。
東京コンクリートジャングルに突如現れたうどん昆虫の森。

開店10分前だったので外の看板に書かれたメニューで品定め。
釜玉系が好きなので、海苔とたまごのうどんはすぐに決まったが天ぷらで迷う。
鶏天を軸に攻めることは決まるが、もうひとつを野菜天にすべきか、ちくわ天にすべきか迷う。
何を隠そううまいうどん屋は確実にちくわ天がうまい。
ちくわをうまいと感じたのは香川の中村屋のちくわ天がベストだったが、香川のうどん屋のちくわ天は「これちくわ?」と聞き返したくなる程絶品ちくわだった。

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(参考資料、中村屋のちくわ天)

悶々とした気分の中、開店時間が近付き店員さんたちの出入りが多くなる(外にゴミを出したり)。
その際に「もう少しで開きますんで〜」「あと5分くらいなんで〜」と丁寧に声をかけてくれる。
こういった細かい心遣いもニクいよこくわがた!
成りは小さいけれど大型のくわがたに負けないパワーと様式美が見て取れた(謎),

いざ開店!
食券機をざっと見る。
すると290円で鶏天、海老天、野菜天、ちくわ天が入った満腹セットなるものがあるじゃないか!
さっきまでの悶々とした気分は吹っ飛びこちらとたまごのりうどん(並)を注文。

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いざ着丼してみると海苔は乾燥海苔ではなく岩海苔タイプ。
たまごも初めから混ぜられてある。
卓上にあるやや甘い香りのするだし醤油?を2周ほど回し掛け実食。

うまい!

讃岐うどんはコシが特徴的だと思うがコシは申し分なし。
麺の太さはやや細め。
自分が香川で食べたのよりも全体的に少し細いか?でもコシがあるしのどごしがよい。
細めのうどんにたまごと醤油、そして岩海苔の甘くもしょっぱい独特の磯の風味がよく絡み美味しいの洪水が襲ってくる。
天ぷらはやはりセットにして正解。
ちくわ天がうまいのは言わずもがなだったけれど、一切考慮になかった海老天がプリップリなこと。
たぶんひとり8000円くらいする天ぷら屋さんの海老天より美味しいんじゃないかレベル。
鶏天、野菜天(かぼちゃ)は塩をやや振りかけて頂いた。
そして釜玉系のうどんを頂いて最後にやるのは残った天ぷらと、丼に溜まったたまごと醤油の汁を和えてパクリ。
見た目は綺麗ではないが本当にうまい。

そんなこんなで評判通りのうまさだったこくわがた。
立ち食いうどんなんて、と思う人にこそ行ってもらいたい。
立ち食いうどんの常識がこくわがたで変わります。

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締めは帰り際の牛天神で見た梅。
いやぁ、うめぇうめぇ。