seikousisanの日記

食べたり音楽(ロキノン・ももクロ他アイドル)だったり都内近辺の行く場所が多いと思います

東京タワー



東京タワーが好きだ。
スカイツリーよりも暖かみがある東京タワー。
日本の復興から衰退、戦後の酸いも甘いも全部見渡してきた東京タワー。
そんな50年弱の歴史から人間味を感じる東京タワーが好きだ。

クリスマスイブにラジオを車で聴いていて、「やたら東京タワーを推す番組やなぁ、これが今流行のステマか(実際ステマ騒動はもう少し年末だったけど)」とか思っていたら東京タワープレゼンツだった。
普段、ラジオにメッセージやら送る経験なんてないけど、助手席の彼女に送ってもらったら「東京タワー展望台ペアチケット」があたった。
これは行かなあかんで!ということで田町から散歩がてら東京タワーまで歩いた。

いつも大学の行き帰りに目にする東京タワーだけれど、登るのは4年ぶりくらいで250メートルの特別展望台に登るのは初めてだった。
150メートルから100メートル上がるだけで見える世界はこうも違うのか、というほどに圧巻の景色だった。
スカイツリーができて、たぶんいつか登って更に高いところから景色を見るとは思うけど、それでも東京タワーが好きだ。

そんな東京タワーから徒歩約10分程度の慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールで神保彰氏と林正樹氏のライブを見た。
神保彰氏のことは2007年に知って、いつか生でこの演奏を体感してみたいと思っていたので念願のライブだった。
流石世界に名を轟かす氏の演奏は圧巻で、その姿勢、トーク、表情、全てにおいて楽しげで最高だった。

そこへ来て林正樹氏の演奏は初めて聴く事だったが面白い演奏家だなぁと思った。
『japamenco』や『2006』、『そたち』といった言葉遊び、数学的理解、言葉が発するイメージを大事にしながら曲を作るスタイル。
そしてジャズというジャンルにとらわれず、現代チックに作り出された旋律はゲーム音楽とかにしてもヒットしそうだなぁと感じた。
やはり生の臨場感、感動というものに勝るものはないとも感じた。
今度、新宿末廣亭深夜寄席とかを見に行ってみようかな。