うさぎ食堂と目黒川
今日は中目黒で仕事が終わった。
中目黒と言えば大好き東横線の街であり、自由が丘・代官山と並ぶオシャレタウンだ。
そんなオシャレタウンで大学1年時代は家庭教師をしていたこともあって懐かしみを感じながら訪れた店はこちら。
うさぎ食堂。
実はこのお店、モツ鍋で有名な蟻月の別業態店舗とのことで楽しみにして行った。
なにせ蟻月のモツ鍋は自分が食べたモツ鍋史上で最高に美味かったからだ。
(2012年11月に恵比寿の蟻月にて)
モツって固定観念を捨てて食べればモツが生理的に嫌いな人でも絶品と言わざるを得ない美味さ。
ぷりっぷりという表現を超越した脂の柔らかさはぷりっじゅわ〜とジューシーな味わい。
そんなこんなで店内へいざ出陣。
内装もシンプルで清潔感に溢れている。
BGMは荘厳な感じのクラシックだった。
所々うさぎのインテリアが飾ってあったりもした。
メニューは鶏しろラーメンとベジタンメンの2種と潔良い感じ。
なお価格は高めで店の雰囲気も合間って高級ラーメンレストランといった様子。
ラーメンとガーリックトーストやトッピング以外にも色々お酒も楽しめる。
頼んだのは鶏しろラーメン。
ガーリックトーストひとつとタマネギの甘酢漬けがついてくる。
まずはスープを一口飲むとこれでもかっ!と言うくらいに濃い。
濃厚な鶏白湯スープなんだろうけどこんな鶏白湯飲んだことない。
むしろビシソワーズに鶏のエキスを抽出しましたというくらいにトロトロしてました。
たぶん野菜の甘みも相当出てると思います、これ。
そんなトロトロしてるスープが麺にもすごく絡む。
麺は博多ラーメンにも出てきそうな極細ストレート麺。
粉っぽくもなくほどよい硬さでスープと一緒に美味しくいただけます。
が、決して不味い訳ではないのだけれどこの濃さに少しずつ口の中が浸食されてくる。
そんな時にタマネギの甘酢漬け!
これが絶妙な箸休めになり、口と心を落ち着かせてくれる。
ガーリックトーストもスープに浸して食べるとガーリックの香ばしさがスープの濃厚さと合って誠に美味なり。
後個人的にポーチドエッグを追加トッピングしたんだけど、これもスープがまろやかになっていい。
けどもう少し卵の黄身は柔らかかったらいいなぁと、まぁこの辺は個人の好みの範疇か。
相対的には高いけど高いだけ合って丁寧かつ独創的ないいラーメンを提供してくれるお店だと思いました。
お金に余裕のある時とかにベジタンメンも食べてみたい。
そう言えば高級ラーメンといえば同じ中目黒の藤巻激城もあるけど、ここもネタ的に食べてみたいなぁ。
中目黒は他にも麺屋宗&souとか、中華そばむら田とか、僕が家庭教師やってた時代からよく行ってた百麺とか地味に名店が多い。
ラーメンを除いても目黒川沿いのオシャレストリートは歩いてても飽きないし、美味しそうなシャレオツご飯屋さんがあるので是非定期的に行きたい街です。