seikousisanの日記

食べたり音楽(ロキノン・ももクロ他アイドル)だったり都内近辺の行く場所が多いと思います

Nobody's home

という曲が好きだ。

求めてた親の夢 欲しかった僕の夢 交わる事はなかった現実
けど今言えることがあるの 離れても揺るがないもんはある!!

という部分の歌詞が好きで、ボーカルの半生をまさしく描いている部分だと思う。
僕の人生はある程度高校までは本当に親が決めていた様なもんで、特になんの刺激もないまま生きていたと思います。
親は大阪か奈良か京都のいい高校を出て、京大か阪大に入って、大阪勤務の安定した一流企業に入って、ずっと大阪にいて欲しかったでしょう。親は(特に母親)親なりに僕に期待をしていたと思うし夢とかも抱いていたんじゃなかろうか。
でも僕は大阪に残ることは選ばずに、東京に出てきたわけで、東京に出てくる時も失敗をしたし、親を泣かせた様なこともあった。
それでもやっぱりぼくは東京に出てきて良かったと思っているし、また東京に出てきて親に対するいろんな思いが強まったんじゃないかなぁと思っています。

とか考えていると、この歌が他人事じゃない様にも聞こえてくる。

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情熱大陸』やら『バース・デイ』やらの崖っぷちに立たされた野球選手の話をよく見る。
プロの世界に入るほど、野球一筋で生きてきた人間はもう野球しかできないと思っている人が多い。だから、どうしても野球の世界にしがみつこうとする。
でも家族がいるとそこの事情は一辺倒してきて、社会に出てみようと決意する選手もいる。
プロ野球に入るくらいなら正直、プライドさえ捨てることができれば何処の企業でも一流の営業マンになることができるとは思うけどなぁ。
なんにせよ崖っぷちになった時こそ人間性というものはよく現れるもので、いいお父さんな選手もいれば、どうなんだと思う様な選手もいる。(もちろんパートナーの理解なりなんなり、その選手だけのことじゃないのだろうけど)

ほんの少しの時でも、もしくはどれだけ苦しい時でも、ちゃんと人に対して愛を示すことができる人間でいれる様にしないとなぁ。