月島ー門仲ー清澄白河ー両国散歩
ももいろクローバーZが出ている「幕が上がる」の舞台を六本木ブルーシアターで見て沙莉ちゃんかわいいよ沙莉ちゃんとなっていたのもつかの間。
東京の下町情緒あふれるエリアを散歩してきた。
月島からのスタート。
昼の3時半くらいだったがとりあえず飲み歩きをテーマにすることに。
月島→もんじゃというマジカルバナナならすぐつなげそうな安直な発想でもんじゃ屋さんを探すことに。
大阪出身なため、上京前は「もんじゃ→天使の落し物(比喩表現)」といった連想をしていたけれど、いざ食ってみたら美味しくて好きな食べ物だ。
とはいえ月島には来たことがなかったので「もんじゃストリート」なる通りを進むが本当に店舗の8割がもんじゃ屋さんでどこに行くべきか全くわからない。
生来観光地化ナイズドされた店舗は信頼できないので路地裏店舗を攻めることに。
そんなこんなで見つけた「はざま」に入る。
僕たちが入った時は1人も客がいなかったが、しばらくするとまだ4時ごろなのに4グループくらい入ってきた。
1店舗目なのでなんか色々入っている(適当)はざまもんじゃ的なのと、ビール追加で鳥の鉄板焼きと今後のことを心配してウコンハイで45分くらいの滞在とする。
ウコンは気休めです。
店を出て門前仲町方面へ歩を進める。
途中、隅田川沿いの高層マンション群に出会う。
川を挟めば新富町や銀座といった本当に都心エリアだ。
都心にある高層マンション群の冷凍都市っぷりと、そこの住人が集うとりあえず緑を用意しときましたよ的な公園、そしてそこで遊ぶ子どもたちを見るといつも思うことがある。
あなた達は(お父さんお母さんが立派にその同年代での成功をおさめられて、不自由のない幸せな生活をしているんだから是非立派に私立の中高一貫校から大学へと進み、大手企業に就職するという富のスパイラルを形成すべく)すくすくと育っていってください、と。
そんな思いにかられつつ街を歩いていたら昔ながらの銭湯があったりして心が和む。
温泉にゆっくり入りに行くとかはなかなか苦手で烏の行水状態になってしまいがちだが、こういう味のある銭湯は大好きだ。
たぶん小学生時代に近くの「豊温泉」という決して天然温泉ではない銭湯へ月に数回入りに行っていた思い出がそう感じさせるのだろう。
湯上りに飲む「みかん水」と数度食べたらそれ以来見かけなくなってしまった個人的伝説のアイス「レアチーズ伝説」が本当に美味しかった思い出がフラッシュバックする。
意図せず5年ぶりくらいに深川不動尊に立ち寄る。
前に来た時よりかなり近代化されていた。
一見何の変哲もない手水舎だけどここもセンサーが付いていて人が近ずくと水が湧き出すシステム。
たぶん何らかのご利益があるんだろうと列に並びリュックを火に当ててもらう。
これで持病の腰痛が治ったりするだろうか。
あとは絵馬にとある人から詐欺被害にあった人々がその人が改心する様に祈る物が多かったのはなんなんだろうか。
そして隣にある富岡八幡宮にも寄る。
あとは絵馬に「頻尿が直りますように」と治るの漢字間違いをしているものがあって、「頻尿だけどせめて真っ直ぐ出て便器を汚さない様にしたい」という願いかな!と無理な解釈をしたりした。
なんかいい感じの橋だなぁと思っていたら国の重要文化財らしい。
しかしこの辺りは川にかかる橋ではなく道にかかる橋が多かった。
橋は異界と異界をつなぐモチーフとして使われたりするのでどこか好きです。
木場公園をぐるりと周り、ようやく清澄白河方面へ。
毎日あいてないだかし屋に寄る。
このご時世にありがたい消費税なしのまま据え置き、しかも18時ごろまでと言いつつ来店が、18時30分過ぎだったのにも関わらずまだ営業していたありがたい街だ。
この後に晩酌をする予定があったのであまり買いはしなかったが、
ヨーグル きな粉棒 チューチュージュース
を購入。
これで60円なんだからありがたい。
小学生の頃は100円握りしめて駄菓子屋に行くだけで夢が買えたよなぁとかノスタルジックな気分に浸る。
夜はこちらも最近オシャレなカフェで有名な清澄白河だけど、あえて老舗感のある焼き鳥屋、初音へ。
ほとんどが常連さんっぽかったけど女性ふたりで明るく店を切り盛りするいいお店だった。
この辺まで来ると写真を撮るのも面倒でほとんど撮ってないが、串をふたりで全部塩の15本程度、鳥わさ、冷やしトマト、ジャコ奴とかの比較的あっさりしたものを頂く。
お酒はレモンサワー、ホッピーを中心に4杯ほど。
焼肉でもホッピーがあれば頼むが社会人になってから肉単品がそこそこきつくなってきてあっさり行きたくなる。
その際にホッピーが本当にいいチェイサー的な役割を果たしてくれる。
ここまで言っておいてホッピーの写真はない。
ちなみに当方、ホッピーは氷あり派です。
そして旅のゴール、両国へ。
もはや写真もなく、個人的に世界一うまいトンカツを提供する「はせ川」に行きたかったが、流石に一緒に行動していた後輩の腹がいっぱいだったのでそんなに老舗感もないがチェーン感もないどっちつかずの居酒屋に入る。
ここまできたらもはや惰性でもある。
新玉ねぎスライス、ナゲット、味噌クリームチーズあたりをつまみながら、日本酒雁木とサワー系を2杯。
- 作者: 東村アキコ
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地元駅に着いてから24:40までやっている優秀なあおい書房で残りの3冊を買い、全5巻を揃え読破。
話が最後脱線したけれど、こういう飲み歩き散歩は定期的にやって行きたい。
お酒に付き物の不健康さも多少は解消されるだろうし。
と思ってたら翌日、テレ東でTOKIOの松岡が北千住を散歩しながら飲み歩いてました。