けいおん!電車に乗って石山寺へ
地元の大阪は近鉄八尾からJR京都までバスが出ていて、50分くらいで京都まで着いた。
そして京都から3駅程度で石山へ。
駅を出てバスロータリーまで行くと京阪電車が走っていて、何やら賑やかな電車が走ってくる。
よく見てみるとアニメ「けいおん!」とコラボしたラッピング車両だった。
ちなみにこんな京都っぽい?滋賀っぽい?車両や他にもおでんくんの車両を見かけた。
滋賀県(田舎)あるあるとして、数多くの飛び出し坊やを見かけた。
オーソドックスなやつから女の子のやつ、手作り感満載のやつ…
そんな中滋賀っぽさ満開だったのがひこニャン飛び出し坊や。
そんなに交通量が多いわけでもないのになぜこんなに飛び出し坊やが乱立しているのかは謎だ。
しかし、去年の9月の台風でこの辺りも大きな打撃を受けたそうで芭蕉庵はまだ閉まっていた。
という話を聞いたのは隣の聖徳太子堂ででのこと。
山道を息を切らしながら登って行った頂上に琵琶湖を一望できる見晴らし台があった。
そこに聖徳太子を祀るお堂があり、地元のおっちゃんたちが年末の掃除をしていて教えてくれた。
なんでもそういう指定を受けると保護が大変だからあえて申請をしてないそうだ。
帰り際、石碑を見ていてなんの石碑だろうと話をしていたらおっちゃん達の中のひとりが「俺のひいお爺さんや、村長やってたんや」とかと教えてくれ、冗談かと思っていたらガチそうだった。
かつてはお茶が有名で宇治のお茶よりクオリティが高かったとか、宇治に石山のお茶を持って行って売っていたとか、今は陶器だとか。
小腹も空いていたので昼ごはんを食べたかったが、全くと言っていい程飲食店がなかった。
京阪石山寺駅までたどり着き、寺へ向かっていると似つかわしくないカフェがあった。
これを逃すと食事の機会がなくなると思い、男2人ではあったが飛び込む。
去年の7月にできたという優しい夫婦2人で経営してるカフェ。
瀬田川のほとりにあるからHOTORI CAFEらしい。
焼きカレーもくどくなく身体にいい感じで優しい味でした。
ただ後ろにいた女子大生の集団の会話がなかなか生々しくてリラックスはできず。
昼も済ませ、石山寺に。
なかなか広大な寺だった。
隅から隅まで歩くと迷子になりそうなレベル。
紅葉や桜の時期に来るとなかなか絵になりそうな場所も多かったけど、生憎草木も枯れ切っている時期に行ったので景色的にはアレだった。
それも合間ってか、年末ということもあってか観光客も少なく、だからこそゆっくり観やすく回ることができた。
でも紫式部像は見ませんでした、見逃し。
帰りの駅に行くとちょうどけいおん!電車がとまっていた。
割と目当てで来ている大きなお友達もいるみたいで停車時間を利用して撮影がちらほら行われていた。
僕も狭いホームを走り回って撮影をしまくる(迷惑にならない程度に)。
地元密着型の京阪電車さん、ナイスです。
歴史と文化をつなぐ京阪電車に乗って、みなさんも旅してみてはいかがでしょうか。
と、うまくしまってませんがこれにて終了。