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seikousisanの日記

食べたり音楽(ロキノン・ももクロ他アイドル)だったり都内近辺の行く場所が多いと思います

パリ1日目 2012.2.18 ~ 2.19

テンションも上がらず、もらったウィスキーを初めて水割りにして飲んでみたら「あら、ウィスキーってハイボールやらコークハイにするよりも水割りが1番美味しいのね。」と思うも、たぶんこれはウィスキー自体がいいウィスキーだからだろうなぁと思いつつ、フランス旅行のことを書こうかと。
ただ全部いっぺんに書く気にはとてもならないので全4回にわけて書きたいと思う。

2月18日午後9時55分、成田を出発する。
日本を夜に出発してパリはシャルルドゴール空港に午前4時20分に着く行程だったので機内食は2回。


エールフランスJALの共同運行だったのだけど、普通に機内食が美味しい。
ワインも一緒に頼んだりして幸せ気分。
尻の痛み(not痔)になんとか耐えながら、乗り物ではなかなか寝ることができない僕にしては珍しく合計6時間くらい?は寝ることができてパリに着く。
寝ることができたとは言え、エコノミー症候群ぎりぎりな睡眠なのでとんでもなく浅いので既にしんどい、でもおかげで時差ぼけはない。


空港につくといちいちフランス語に反応したり、なんとなく意味を予想してみたりして、案外フランス語も理解はできるんじゃないかとか勘違いしたりする。
ちなみに空港におりたって初めて見たものがSONYの広告とすすきとかだったので日本やん!とか思ったりもする。

その後、旅行会社の送迎でモンパルナスのホテルへ。
全日フリーの行程だったのだけど、モンサンミッシェルへのツアーが安くて(130ユーロ、思えばこの旅で1度に支払った最も高い金額ではあるが、個人で行こうとする往復の金額だけでこれくらいかかる)夜景も見れるとの事だったのでその場で申し込む。
本来はチェックインは14時以降とかでアーリーチェックインは別途旅行会社にお金を払わなければいけなかったのだけど、運良く部屋もあいており、ホテル側の好意で先にホテルに入ることができた。
ベッドがやたら近くてはなしたのは言うまでもない。
シャワーを浴びて日があけ始めた朝の8時くらいに外へ。

駅までは徒歩10分くらい、遠くもなく近くもなくといった感じ。
初めてまじまじと目にするパリの街並(といってもパリ市内とはいえ郊外なのではあるけど)に感動する。
それと同時に街にタバコの吸い殻やゴミなどが無造作に捨ててあって、清潔さでは日本のが上だなぁとも思いつつ。


そんなこんなで国鉄モンパルナス駅に到着。
この旅行で唯一国鉄に乗って、ヴェルサイユ宮殿の最寄り駅まで。
ヴェルサイユ宮殿までの最寄り駅はこの他にも3つくらいあるためか、全然電車は混んでいなかった。
ツアーでくる人も多いみたいだしそんなもんなんだろう。
そういえば自転車を載せることができる電車があったりして、やっぱり欧州の自転車事情は日本よりすすんでいるなぁと思う。

駅からこれまた15分くらい歩いてルイ14世絶対王政の象徴でもあるヴェルサイユ宮殿に到着。
遠目から見ても金ぴか加減がわかって建設にどれくらいかかったんだろうかとか思いを巡らす。

ヴェルサイユ宮殿のトイレの表示(ピクトグラム)はなぜかこんなにもスタイリッシュ。
こんなにもスタイリッシュなトイレ表示は見た事がないなぁともいながら、入場券ではなく、4日間通しで使う事のできるミュージアムパス(54ユーロ)を購入。


宮殿内はこれが栄光をつかんだ者の手にする栄華溢れる宮殿かぁとあきれる程豪華絢爛。
絵に影がついていてもなんかオシャレな窓の影だから気にもならない、というか周りの雰囲気からでその影すらオシャレに思える。



この旅を通じてもそうなのだけれど、天井絵のすごさに心を奪われる。
どうやって書いたんだろうかとか、キリスト教宗教絵画がもつ意味とかいろいろ考えようとするも何もわからなくて自分の浅学さにあきれる。
でもそのあきれよりも大きな感動を覚える。

そしてヴェルサイユでのハイライトは鏡の間。
昔、宮殿にはトイレがなかったとかいうからここもくそまみれだったのかなぁとかいらん邪念に支配されもする。
あとから調べて知ったけれど、ここでヴェルサイユ条約やらが結ばれたりしたんだなぁと思うと胸熱。


外に出て庭園へ。
昨日の雨で地面は少しぬかるんでいたけど晴れて本当によかったと思える絶景。
これも後から知った事だけど、この地には水が通っておらず、パリ市内のセーヌ川から水をここまでひいたとか。
ただ単にルイ14世の趣味の庭園を造るために多くの労力をさいてひいただけならば悪政と言えるが、民衆にこの庭園を一般開放して、庭園の見方という本まで作って教育もしたとか。


宮殿観光後、いったんモンパルナスまで戻りフランスに来て初の食事。
駅のサンドイッチ屋でチキンのオリエンタルなんちゃらと書かれたものを頼む(4ユーロくらい)。
なんとなくの注文でなんとなく食事はどうにかなる。
野菜がフレッシュでおいしいのだけれど、やっぱりフランスパンは固い。


その後、地下鉄でバスティーユまで。
フランスの地下鉄は大江戸線とか、東西線とか名前ではなく、1番線、6番線とか数字でできているから乗り換えとかの際に割とわかりやすくて便利。
電車も3分くらいの間隔でくる。


ここに来たのは日曜日と水曜日(だっけ?)のみ行われている市場の事を友人に言うと友人が来たがったから。
最初は乗り気でもなかったけど海外の市場はおもしろい。
終わりかけの時間ではあったけど、日曜日ということもあって活気もあり、長旅とヴェルサイユ観光で既に激疲れだったにもかかわらず少しわくわくする。


ここでまた食事。
フランスの名物ガレットを食べる。
たまごとソーセージとチーズのガレットでこれも4ユーロくらい。
とてもたまごとチーズがとろとろで、マスタードがソーセージにあって美味しかった。
晩ご飯のための総菜とワインを一本(3.5ユーロ)購入。
この時間帯にごはんの事を書くべきではないなぁと今後悔。





市場を後にし、ノートルダム大聖堂まで歩く。
これが割と遠い。
しかし街並が本格的にパリっぽくなってきたのと、オシャレなお店を活力に頑張って歩く。
途中見つけたスーパーによって水を買うも、店員のおっちゃんが何と言ってるか分からず「!?」状態になっていると、日本語で「65セント」との声が。
そのあとも「ありがとう」「おおきに」「まいど」とか色々な日本語を喋ってくる。
どこで日本語を覚えたんだろうかとか思いつつ、やっぱり見知らぬ地で日本語を喋ってくれる現地人がいると少し嬉しくなる。
帰りにもう一度よったけれど、たぶんこのスーパーのことは一生忘れない。


そんなこんなでようやくノートルダム大聖堂に着く。
パリの中心(パリの主な場所までの距離を示す場合はノートルダム大聖堂中心に、ノートルダム大聖堂から何キロという感じ)にあるこの聖堂で行列を目にする。
なんの行列か分からず、日本人らしき観光客に日本語で声をかけて尋ねる自分がかなりチキン。
塔までのぼるための行列だったので1時間ほど並ぶ。
さらに階段を延々と上る、疲労がマックスにたまる。






螺旋階段は踊り場がなくてもうつらさが普通の階段より半端ない状態で目にした塔の上からの景色は絶景だった。
ラルクのアルバム(『REAL』)のジャケットにもなっているガーゴイルは普通にしていたら見れない位置にいるみたいだけど、ガーゴイルとともに見下ろすパリの街並に言葉を奪われる。
かの有名なノートルダムの鐘も見ることができて、疲れた分だけの満足感を持ち帰る。



そして正面側に移動し、教会内へ。
教会に入るということがもしかしたら初めてかもしれなかったので、かなり厳かな気持ちになった。
観光客は写真を撮ったり、文化財を眺めたりといった感じだったけど、巡礼に来ている人もいて少し身が引き締まった。


ノートルダム大聖堂を後にして、途中、ペット関連のものが集まる謎な市場を通って、ポンピドゥー芸術センターへ。
完全なる疲れがピーク、腰痛もピークでたいへんだったけれど、萩尾望都のワークショップがやっていたり、そこで本人をまさか目にしたりで少しテンションが上がる。
欧米の中でもフランスは特段日本カルチャーに明るいとは言うけど、パリ3大美術館の内の1つであるポンピドゥーで萩尾望都の展覧会とかが開かれるという事は本当にそうなんだろう。








あとは現代アートを中心に鑑賞。
シャガールやらピカソの絵も展示されていて驚いた。
自分は芸術に明るくはないのでよくわからないけれど、現代アートは見ていてどこか心がくすぐられる、面白い。
疲れきっていた時に来て十分に見ることができなかったから、また訪れたい場所でもある。

てな感じで1日目が終了。
最も長く、最も疲れた1日だった。
ホテルに帰って市場とスーパーで買った食材で一杯するも疲れ過ぎでほとんど飲まず食わずで22時までには寝るという結果に。
詰め込み過ぎ感が溢れる1日だった。