seikousisanの日記

食べたり音楽(ロキノン・ももクロ他アイドル)だったり都内近辺の行く場所が多いと思います

平成生まれ

読書消化始めるよ。

平成生まれ (1) (まんがタイムKRコミックス)

平成生まれ (1) (まんがタイムKRコミックス)

同級生が初の単行本を出した。
同じクラスには1度しかなった事がないし、喋った事もさほどはないが、それでも嬉しい事だ。
ちなみに1番覚えている思い出は、単語テストの前に「ペデストリアーン!!」と「エイドリアーン!!」的なノリで彼が叫んでいて、「pedestrian」の意味を「歩行者」と覚える事だなぞにできたことだ。
そんなどこかシュールな彼が出した初めての単行本は『あずまんが大王』が好きとの事で、ありがちといえばありがちな『あずまんが大王』フォロワー色のある4コマギャグ漫画。
でも『苺ましまろ』に通じる意味の分からないドシュールさも兼ね合わせている。
pixivとかで好き勝手にわけわからなく描いている感じのネタの方が個人的には好きだったりするのだけど、商業誌でやっていくとなればいろいろあるのかしら。
それでもいい漫画です。
装丁もよつばスタジオ里見英樹氏が行ったみたいで、本当に凄いなぁと思う。

グラゼニ(3) (モーニング KC)

グラゼニ(3) (モーニング KC)

この漫画が凄いのオトコ編第二位になってたんねー、意外。
そんな『グラゼニ』、またこの効果で売れるんだろうなぁ。
今更だけど、原作の森高夕次が同じく原作を担当していた『ショー☆バン』とセリフ回しとか描写が似てるね。
悪い言い方になっちゃうけど昭和くさいのが特徴。
この人も野球にまつわる人間の心情とかの方を重視する。
でも扱うテーマが今作では野球選手の年俸や裏側、『ショー☆バン』では中学野球と割とマイナーなところなので万人受けではないと思う。
でもだからこそ面白い!と思える人には面白い漫画。

げんしけん 二代目の弐(11) (アフタヌーンKC)

げんしけん 二代目の弐(11) (アフタヌーンKC)

げんしけん』の続編。
げんしけん二代目その壱』のがなんか微妙だったから買うのどうしようかなぁと思ったけど、『げんしけん二代目その弐』はまぁおもしろかった。
荻上関連の話は面白い、漫画を描く事の面白さも思い返される。
そして班目の学生時代はあんなに燃えて(萌えて)いたコミフェス(コミケ)への思いが薄れて行く感じもどこか共感できる。
おっさんやおばはんになってもコミケに入れこんでいる人はたぶん生活に置ける優先順位がそれより上に来るものがなかなかない人じゃないかなぁと思う。
よくアイドルが好きすぎて、おっかけをできるだけするために、定時上がりで切る公務員になったとかの話を聞いたりする。
そのくらいのレベルにプライオリティをずっと置き続けられる人。
僕はそこまで熱くはなれないな。

宇宙兄弟(16) (モーニング KC)

宇宙兄弟(16) (モーニング KC)

宇宙兄弟』、映画化に続きアニメ化までしますかー、『進撃の巨人』と同じくらい講談社がごり押ししたい漫画なんだなぁと印象を受ける。
それでも好きな作品ではあるけどもね。
いつも次の巻への繋ぎ方がうまいなぁと思います。

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)

今回の中で一番よかった『ちはやふる』。
毎巻毎巻、熱の持ってきかたが凄い。
部活だよ、部活してるよおおおおお!という熱いテンションにこっちもなれる。
「もう一生運命戦で自陣出なくていいから」「今日だけ」「今だけ」
こんなことは目標をもって一生懸命努力してきた人間にしか言うことができない事であって。
そしてこの思いをチーム全体で共有しているところが熱いポイント。
最後にちはやが「私のチーム日本一だよ クイーンになるより早く日本一になれたよ みんなとだからだよ チームに興味ないなんて言わないで」というセリフなんてもう涙腺崩壊ポイントでもあります。
人間ひとりでなんでもできる人も稀にいますが、基本ひとりでは何もできないのが人間だと思う。
僕もひとりじゃ何もできない人間だと思う。
だからこそ何かを成し遂げるためにはそれをする仲間が必要。
自分1人じゃ◯pplimとかで賞をとったりすることなんて何もできなかった。
今日のミーティングでも、アイデアをぽんぽんだすことができる後輩が1人いるのだけど、そういう人と一緒に遣って行くのが本当に心地いい。
0から1を産み出すのはまだまだ苦手だけど、1をできる限り大きくする事は本当に向いていると思う。
3人でミーティングをやっていて、1人抜けて2人で後1時間だけとやったときの爆発力がなかなかにすごいものがあった。
仲間の発想力をドライブしながらマネジメントして行く事。
やはりマネジメントは自分が行うのが人にやらせるよりも最も効果がある事もだんだんわかってきた。
でも、そこには仲間は必ず必要。
運命なんて1人のものではなく、皆で共有するものでもある。
これが僕の生存戦略なのかもしれない。