おやすみ日常
読書を消化しておく。
『リーダーシップ・チャレンジ』
- 作者: ジェームズ・M・クーゼス,James M.Kouzes,バリー・Z・ポズナー,Barry Z.Posner,伊東奈美子,金井壽宏
- 出版社/メーカー: 海と月社
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今度ゼミをする際に、とりあえず僕ができることはなんだろうと考えた。
したらやっぱり自分のゼミとはどういう場所なのか、次の代達がどういう場所にして行きたいか、といったことを考えてもらうことかなぁと思った。
そして自分が代表をしていた時に考えていたこと等を再確認するためにとった本がこれ、学生団体の立ち上げからの代表をしていた友達のすすめでもある。
リーダーシップなんてモンは特別なことなんて何もなく、また先天的なものでもない。
当たり前のことをどれだけ徹底にこなすことができるか。
どれだけ心血を注いで組織のことを考え、そこにいる人たちのことを信頼し、誠意をつくし、自分が行動で示しつつ、次の世代のことを考えいかに期待をし、任し、せいちょうさせることができるのか。
本当にこれだけ、でもこれを100%こなすことはとっっっっても難しい。
この本を読みながら、今日は久しぶりに大学の図書館3階にいた。
血迷って大学院を受けちゃうぞ☆ってなってた去年の春〜夏はよく引きこもっていた場所だけど、今となっては大昔のことの様に思える。
『御朱印ブック』
- 作者: 八木透
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2010/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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彼女が1周年のプレゼントの1つとしてくれた本。この9月に、東北旅行の際に中尊寺金色堂で朱印帳を買ってから、朱印を集めるのが趣味になった。
この本はまさに入門編で、朱印のことから神社仏閣でのマナーなど幅広く書かれていて勉強になるし、朱印集めのモチベーションもあがる。
朱印を集めて行くと、神様・仏様と縁を結びつつも、自分だけの朱印帳ができあがるのがいい。朱印の赤と墨の黒で織りなす様はまさに芸術。
今日帰宅中に京浜東北線が人身事故で1時間半の遅延にどんぴしゃであたってしまったのでそこで読んだ。
『おやすみプンプン(9)』
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: コミック
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7巻、8巻くらいでちょっと食傷気味と言うか、説教臭いと言うかとにかくもうプンプンは買わなくていいか?とも思っていたんだけどこの巻で少し持ち直した様な気がする。
この巻を通して作者が震災で感じた、日本社会に対する気持ち悪さ(それはもちろん政府に対してもだろうが、1番は若者に対して)が如実に現れている。
その上でたぶん自分の漫画のことをもう一度見つめ直していると言うか、分析していると言うか・・・なんと表現していいか分からないけど、表現についていろいろ挑戦しているんじゃないかと。
これは編集に漫画を突き返されて「オナニーなんて見たくない」って言われているところでそう感じた。個人的にはこのシーンを持ってきた時にどこかすっと抜けたものがあった。
そろそろ物語が終わりに近付いているらしいのでどうなることやら。
『日常(7)』
- 作者: あらゐけいいち
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/10/23
- メディア: コミック
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アニメ化されたからか作画がどこかアニメの影響を受けている気がする。久米田康治も言っていたことだけど、まぁよくある現象ですよね。
でもどこかギャグにキレがないと言うか、シュールさが薄れてきている気がする。
『日常』の1巻を本屋で見かけ、ジャケ買いした大学1年の秋。家で読みながら何度呼吸困難になったかわからない。
それほどこの頃のあらゐ けいいちの『日常』には予想の斜め上どころか、もう地球を何周廻ってくるのか!といったような飛び抜けたシュールさがあった。
でもここ最近の6巻、そしてこの7巻ではそれがどんどん薄れて行っている。このままじゃそんじょそこらのキャラクターだけが取り柄で話の中身は何もない萌え4コマと同じ感じになってしまう。
アニメ化が作画だけじゃなく、話作りにも何か影響を与えているのかもしれないが、もう一度腸捻転をさせて欲しい。