seikousisanの日記

食べたり音楽(ロキノン・ももクロ他アイドル)だったり都内近辺の行く場所が多いと思います

9月23日〜9月26日 奈良・大阪

彼女と奈良・大阪を旅行した。
3泊4日という日程だったが、自分の地元大阪、そして高校があり、第二の故郷とも言うことができる奈良。こんなところ、主要な観光地を廻るだけならば3泊4日もいるかとも思ったが、以外に広い。

【奈良】


彼女と奈良に行く前々日、僕はひとりで法隆寺に行っていた。
そして奈良ではJRの奈良駅から奈良公園猿沢池興福寺東大寺・二月堂・春日大社あたりを歩いた。

先ほども書いたけど、奈良は割と僕の第二の故郷です。中高一貫校だけど高校から編入しての3年間。毎日自転車を急いでこぎ、JRの八尾駅から確定で電車に揺られ、JR王寺駅から遠い道のりを歩く、もしくはバスに乗って学校まで。
奈良駅周辺は幼稚園の頃に家族でよく行ったり、高校の時にも数度野球の大会できたり、遊んだり。

そうやって関わりは深い街ではあったけど、どうも魅力を感じることはなかった。それよりも、京都の方が洗練されていて好き、田舎といった負のイメージを感じることがあった。
でも、今回の旅行で奈良に対するイメージが変わった。

まず、奈良はあたりまえなんだけども京都よりも少し歴史が古い。古墳時代とかを含めてしまえばかなり古いとも言うことができるが、平城京の時代からのたった80年程度でこうも違うのかと感じる(まぁ平安時代が約400年も続くのでその間にいろいろな文化がつくられて行くので当然だけど。)。
で、その古い分の歴史のどこか重厚さを感じる。京都の様に決して華やかではないんだけど、あたたかみもある。なんなんだろう、言葉では上手く言うことはできないが、そんな感じ。

この夏休みで東北や奈良の仏教美術をたくさん見たけども、覚えたいと思ったことが3つある。

・◯◯如来とか、◯◯菩薩を見て分かる様に
梵字の読み方
・般若心経を覚える

般若心経は母までは暗記してるんだからちゃんとやっとけばよかったなぁと思ったり。
なんにせよ、奈良という素晴らしい場所が自分の故郷のこんな近くにあったんだなぁと誇らしく思うと同時に、もっと行っとけばよかったと少し後悔。

あと鹿がやっぱりかわいい。動物は本当にいい、もふもふしてるほ乳類は大好きだ。

【大阪】




故郷の大阪。馴染みがあるようで、たぶん僕の大阪詳しいレベルは中の中くらいじゃなかろうか。
高校時代まではずっと地元で遊んでいたし、高校生になってからは年に数える程しか梅田、難波という街で遊んでいなかった。
それでも僕は18年間大阪という街で育った、これはまぎれもない事実だ。だからやっぱりこの街に帰ってくるとどこか感じるものがある。

彼女に言われたけれど、やはり帰ってくると圧倒的に関西弁がきつくなるらしい。彼女は関東出身なので、大阪にいても主に標準語の人を相手に喋っているのに、関西弁がキツくなる。
何か土地が持っている力があるのかな、個人的にはとても嬉しいことだ。よく関西弁は「早い・怖い・汚い」と言われるが、それでも僕は関西弁が大好きだから。
日本各地出身者が東京に出てくると関西を除いて標準語にすぐ順応するのに対して関西弁だけが生き続ける。これは関西弁の持つ特殊な音域のためなんだけど、日本語・琉球語アイヌ語・関西弁ってカテゴライズしてもいいくらい別言語なんじゃなかろうかとも思う。
そんなこてこての関西弁が集まる、難波グランド花月で漫才、落語、吉本新喜劇を初めて観劇できたのもとっても嬉しくて、そして楽しかった。
海原やすよともことかこんなに面白かったんねと思うくらい面白い。さすが「海原」の名前を継ぐだけあると思う。汚いけど、王道の漫才、女性だとか、姉妹だとか、そんなの関係ない位パワフルで貪欲。
でも関西で活躍する芸人はだいたい東京に進出すると、借りてきた猫状態になるから残念なんだよなぁ、小さくまとまってしまうというか。関西ローカルで好き勝手やっといてほしい。



あとやっぱりほ乳類カワイイ。ということで海遊館天王寺動物園にも行ってきた。
彼女曰く僕の写真の撮り方はとにかく好きなモノの写真を何枚も撮るそうだ。確かに動物の写真をたくさん撮っていた。
海遊館も、天王寺動物園も10年以上行ってなかったけど、すごくいい場所だった。海遊館は水族館の最高峰だと思う。コンセプトがしっかりしてるよね。

そんなこんなで、23年間見てきた大阪と、今回は違う大阪を発見することができた。これはたぶん彼女とくることができたということも大きいのだろうが、初めて自分が「観光客」としてきたからだろう。
大阪は汚い、いろいろとカオスだ、悪い部分もたくさんあると思う、それでも僕は大阪が好きだ。