seikousisanの日記

食べたり音楽(ロキノン・ももクロ他アイドル)だったり都内近辺の行く場所が多いと思います

【9月6日】青春18きっぷ東北旅行【〜9月10日】

青春18きっぷでちょっと東北に行ってきた。
青春18きっぷ旅行は2回目、前回は大学2年の春休みのこと。東京から長崎、そこから博多、広島、尾道、姫路といって地元八尾まで戻ってくるという旅だった。
新山口で雨の中野宿をしたり、漫喫で1日あたり2時間くらいしか寝れなかったりといろいろあった旅立ったけど、友達との2人旅だったので楽しかった。

さて、今回は人生はじめての一人旅、そして人生初の東北旅行。◯pplim最終課題を提出し終わって、思い立って今回の旅行を決めた。
ちょうど夏の期限が10日までだったので、最後の5日間を使い、◯pplim決勝プレゼンの疲れがとれない中出発。以下時系列にどうぞ。

【9月6日:鵜の木〜宇都宮】

昼の3時前に鵜の木を発つ、蒲田から青春18きっぷの旅がスタート。
まずは宇都宮、ここで働く友達に会いに行く。
大宮でおみやげを買って、3時間もせずに宇都宮着。
宇都宮城に行ったりして友達を待つ。
餃子をおごってもらう。こんなに水餃子がおいしいと思ったのは初めてだった。また食べたい。
この友達は精神年齢がひどく幼く、とても僕と似ている。
精神年齢が幼いというか、少年の心を忘れていない感じ。大人になっても子どものままではだめだけど、少年の心は失いたくないな。

【9月7日:宇都宮〜北上】
午前中は栃木県立博物館で恐竜を見る。
そして仕事の友達と別れ、ずっと北上、北上へ(ほくじょう、きたかみへ)。
8時間の電車+ついてからの雨、寒さでもう最悪だったけども、宿泊先が素敵で露天風呂はあるし、星空はきれいだし、マッサージチェアで疲れもとれるし最高だった。

【9月8日:北上〜平泉〜北上〜青森】


朝、なんやかんやずっと来たかった中尊寺金色堂へ。
ここでなんやかんやずっと欲しかった御朱印帳を買う。
朱印帳がこの旅での1番の収穫だったと思う。
言葉には表すことができない力がこもった筆致。スタンプラリーに例えるのがいちばん分かりやすいとは思うがそんなちゃちなもんじゃない。神社仏閣毎に色があって、暇がある時に見返したくなる。
これはずっと続けて行きたいなぁ。
そしてまた8時間程かけて青森に着く。ほたてのフライが馬鹿みたいに美味しかった。また食べたいな。

【9月9日:青森〜弘前〜仙台】



朝、青森県立美術館へ。印象派展と、常設展を見る。
印象派展では、風景をそのまま描くのではなくて、風景が引き起こす感覚を写し取っているという意味で印象派。色の勉強にもなりました。補色とか、適する額縁いろいろ考えて当時の画家達は作品を作っていたんですね。
常設展のハイライトは奈良美智。今まではサブカル好きな人たちが好きなアーティストといった印象しかなかったけど、体験の中でまざまざとその世界観を見せられるとファンになってしまった。あおもり犬もよかったです。
作品とは関係ないけど、美術館自体のデザインや、フォント、さらに館内にいる女性の衣装、全てにおいてすばらしい美術館でした。

昼は弘前。とりあえず、青森ということでアップルパイはたべとかないとと、無料のレンタサイクルをとばして藤田記念庭園でアップルパイを食す。修学旅行生に囲まれつつ、かわいい服を着たメイドさんにアップルパイをもってきてもらって、オシャレな洋館の中で1人もしゃもしゃしてる姿はシュールだっただろう。
1時間半で大急ぎで弘前をまわってまた8時間の電車旅。弘前、青森は食べ物もおいしいし、また行きたいな。

【9月10日:仙台〜鵜の木】




仙台はとにかく都会だ、市街地は震災の爪痕も全く見られなかった。
朝、松島へ。まず瑞巌寺に行く。瑞巌寺は『ハチミツとクローバー』の中で竹本君の人生が変わった場所だったのでずっと気になっていた場所だった。平成の大改修が行われているということで少し残念だった。
松島一体はさすが日本三景、絶景だった。時間とお金の関係で船で巡ることはしなかったけど、機会があればしたいな。

仙台駅にもどって、牛タンを食す。「味太助」という、牛タン発祥の店に行ってみる、メディアコムの事務のおばちゃんが教えてくれた。流石発祥の地ということで、長蛇の列。
味は絶品でした。1.5人前だと牛タン4枚のはずなのに5枚で嬉しかったな。
そのあと、バスに乗って青葉城趾に行ったりする。ずんだシェイクが馬鹿みたいに美味しい。ずんだって豆なのね。
街全体で音楽祭みたいなのをしていて交通が滞っていたのでまわりきることができなかった。もっとレンタサイクルサービスを充実させて欲しいな。
最後に駅前の出店で牛タン串と肉まきごはん串を食べて、萩の月をお土産に買って電車に飛び乗る。

郡山で雨で電車が止まる。もう帰られへんのんちゃうかーと思っていたら、那須塩原まで新幹線で振替輸送をしてくれることに。
新幹線の快適さを感じながら、那須塩原へ。そして宇都宮、上野、蒲田とたどり着いたのは22時37分。
蒲田がなつかしすぎて、日高屋で晩ご飯にしたけどおいしかったなぁ、やっぱり日常って大事。

【まとめ】
電車の中はあまりにもすることがないので、去年放り出していたポケモンを全クリした。
電車内の女子高生観察では、秋田>>>青森=仙台>>>岩手>>>>>>>福島という感じだった。秋田美人ってやっぱりいるのね。
福島が1番なまりきつくて何話してるのかよくわからんかった。

あと、初の一人旅だったけど、一人旅って別に楽しいものではない。
一人旅の楽しみは2種類あると思っていてそれは、

①日常からはなれて1人になれる感覚
②普段触れられない観光地、食、文化に触れる

だと思う。そのうちでもやっぱり①が強いんだろうけど、僕はもともと一人暮らしなので、1人でいても日常からはなれている感覚等ほとんどない。
そして1人でよくぶらぶらしてるので、確かに初の東北、さらには世界遺産中尊寺や、日本三景の1つ松島、各地の名物といった楽しみはあったけど、とりわけ特別なことでもない。
いわば普段の1人でいる時の小旅行の拡大版っていったような感じだったな。たぶんわざわざすることはあるかなーと言われれば微妙。