seikousisanの日記

食べたり音楽(ロキノン・ももクロ他アイドル)だったり都内近辺の行く場所が多いと思います

うるう年産まれのうるう人がいる「うるうの森」

今日は4年に一度のうるう年。
この1日が4年に1回あることで、1年が365日であることと、地球の回転のバランスが取れている。

4年に一度しかないから、小林賢太郎の『うるうのもり』を買ってきた。

うるうのもり

うるうのもり

4年前と、去年の12月からちょうど本日まで小林賢太郎が公演を行っていた舞台『うるう』を絵本化したものだ。

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12月に横浜で舞台も見に行ってたのだけど、これが今までに見たエンタメ作品の中で最高というくらいに面白かった。

小林賢太郎という人間の本職が何かは正直わからないくらいにマルチな人間だけど、そのマルチな才能がこれでもか!というくらい表現されている『うるう』という舞台作品。

散りばめられた笑いはもちろん、シンプルながらパフォーマンスを際立たせる舞台美術に映像表現。
徳澤青弦さんのチェロ演奏も舞台転換の時のSEとしてや、効果音として裏方に回ることもあれば、メインになることもあったり、感情を大きく揺さぶられてとても良い。
そして最後は見事に観客を(いい意味で)裏切り?感動の渦に誘う。
こんなに色々な気持ちがワーッとやってきて、見終わった後の充実感が半端ないエンターテイメントはこれ以外に見たことがない。

そんな舞台の絵本化作品が『うるうのもり』。
舞台版とは物語が進む目線が違う。
少年のマジル(絵本では僕)目線でヨイチ(絵本ではうるう)との交流を描くので、舞台ではあったヨイチ視点での笑い要素はカット。
ヨイチ視点でマジルを見ると、クラスで人気者な少年だけど、マジルから見ると普通の小学生。
新たな視点が加わることで舞台が完成した感じ。

それでも舞台のエッセンスは十分にあるし、ものの80ページとかで字も大きいのですぐ読める。
何より小林賢太郎の挿絵がタッチがやや怖いけれど、細かく描かれていて読んでいて楽しい。

『まちぼうけ』と『カノン』がキーになる曲だけれど、この2曲を聴いている間に読了できるレベルに読みやすく、それでいて読んだ後に残る感覚も深い。
小学生高学年とかの読書感想文とかにも向いてそうな作品。

小林賢太郎の舞台、また見に行きたいなぁ。

BUMP OF CHICKEN 20周年記念ライブ「20」

2016年2月11日、幕張メッセでBUMP OF CHICKEN(以下、バンプ)の20周年記念ライブ「20」が開かれた。

このブログでも何度か彼達のライブのことを書いたけれど、僕がバンプの曲を聴いて15年(天体観測新規)にもうすぐでなる。
初めてライブに行ったのは高校2年の冬、ちょうど10周年に近い日に「run rabbit run」というツアーで2月8日の大阪城ホールだった。
天体観測から入り、なんとなくその後のシングルを聴き、高校に入って友達にそれまでのアルバムとかを借りて深くハマり、修学旅行でも友達とよく歌い、ようやく行けた大阪城ホールで心を鷲掴みにされたのを今でも覚えている。
まだまだ不器用だったメンバーの熱い演奏に今でも神セトリと思える曲達、極め付けのアンコール4曲、そしてDANNY。
たぶんこのライブに行ってなかったら「20」に行ってなかったかもしれない。

それから10年経って「20」。
あの時17歳だった僕は27歳になって住む場所も大阪から東京に変わって社会人になり結婚もした。
経歴的にも変わったけど、たぶん中身も表層的な所はそこそこ変わったんだろうと思う。
前のアルバムの「RAY」以降はシングルもリアルタイムではなかなか追えず、ライブもRIJみたいなフェスでしか見れてない自分もいた。
10年は割とすぐだったけど、その位長い年月でもある。

それでもライブが近づくにつれてワクワクし、前日発売のニューアルバムを会社から帰宅して急いで聴き、付属のライブBlu-rayも急いで視聴して、なかなか眠れず当日朝はグッズ販売のために早起きするぞ★って思っていた矢先に寝坊をし、そのおかげで欲しかったグッズの欲しかったサイズを3時間半待った挙句買えず悔しい思いをしながらライブ開演を向かえる自分を見ながらなんだかんだ当時と好きな気持ちは変わってないんだなぁと思ったりしながら開演を待った。

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そして18:15頃に開演。
セトリは以下。

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01. 天体観測(jupiter)
02. R.I.P(COSMONAUT)
03. バトルクライ(FLAME VEIN +1)
04. ランプ(THE LIVING DEAD)
05. 車輪の唄(ユグドラシル)
06. ひとりごと(orbital period)
07. ナイフ(FLAME VEIN)
08. Butterfly(Butterflies)
10. ベル(jupiter)
11. 66号線(COSMONAUT)
13. ダイヤモンド(jupiter)
14. RAY(RAY)

en1. Hello, world !(Butterflies)
en2. BUMP OF CHICKENのテーマ(未収録)

en3. DANNY(FLAME VEIN)

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藤原本人もMCで言っていたけどいろんな時代から満遍なくやってくれて最高だった。
感想をレポ風に書くと気持ち悪くかつ長くなってしまうので箇条書きで。

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・1曲目に天体観測サビ終わり始まりの「オーイェーイアハーン」煽り二回目つきRIJ2015でもあったバージョン

・2曲目に藤原ソロサビ始まりR.I.Pでけっこう意表をつかれる

・3、4曲目に初期曲を披露で胸熱、特にランプでなぜか泣きそうになる

・ギダーから始まる車輪の唄でそうそうライブではこれだよ!とニンマリ

・2008年のホームシック衛星で聴いた以来のひとりごとがまさかすぎ

・藤原MC、昨日出たアルバムとかをみんな今日のために半ば徹夜みたいな感じで聴いてくれて、この曲のここは藤原みんなで歌って欲しいんじゃねえかなとおもったりしてたんじゃねーの?でもあんまやらないんだよな、今日は的な発言。
ニューアルバムは次のツアーで今回はあくまでも20周年ライブであることをほのめかす

・10年以上やってないというナイフ、藤原の咳は入らず

・今回最新曲Butterflyのレーザー演出がシンプルだけど格好いい

・これまたレア曲ロストマン、10年前を思い出す

・ライブ初披露というベル、高校の時聴いてた情景が頭に思い浮かぶ

・自分が行ったGOLD GLIDER TOURでは聴けなかった66号線にCOSMONAUT発売当時の思い出とかが蘇る

・K〜ガラブルの流れはこれぞバンプって感じでよかった、ガラブル含め結構今回はCD収録に忠実に演奏してた気がする

・アンコ1曲目は最近の曲だと上がるナンバーのハロワ、去年のRIJで聴いたよりも楽しめた

・20周年だから義務とのことでBOCのテーマ、なんとなく終演

・かと思いきやダブルアンコールで20年前のステージでやったDANNYをやって本当の終演、藤原の出だし部分で「幕張ありがと」がかっこよかった

・最後の挨拶、藤原はたぶん昔とは違った感じの曲、メディア露出に色々言われてるのをなんとなく知っていて、その上で自分たちは変わってないから曲の届け方も表現の仕方も変わっていっていて、でも曲を届けたい気持ちは同じで的な感じを息を切らしながら言っていた。

・絶対何か特別なこと言うだろうなぁ〜でも流石に27にもなって僕も泣かないだろうなぁ〜と思っていたら鬼気迫る挨拶に少し泣けてしまった。

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やって欲しい曲がもっとあったとか、曲数、演出がシンプルな「ライブ」の割にチケットがやや高いんじゃないか等、細かい不満がネットを見ていても出てくるのはまぁアレだしキリがないのもわかるけど、総じて20周年らしいいいライブだった。

自分にとって曲やバンドはその時聴いていた時期や思い出に深く直結するなぁというのがよくあって、バンプはその中でもそれが大きいものだということが再確認できた。

そして、最後の挨拶を聴いていてもそうなんだけど、長い月日が経って、人は表面的には変わってしまったように見えても中身は変わっていないんだなと、自分のことと照らし合わせながら改めて思ったりもした。

5年後のこととか、どうなっているかわからないけど25周年が楽しみだし、どうせなら新国立競技場とかでやって欲しいなぁとも思う。

また、いつか、どこかで会える日を楽しみにしておきたい。

floccinaucinihilipilification

フロクシノーシナイヒリパイリフィケーション 

中学生の頃、塾の英語の教師が授業中の雑談で言っていた。
存在する単語で最も長い単語。
その意味は「意味のないこと」と。
floccinaucinihilipilificationを覚えることがまさしく意味のないことなのだが、そんな意味のないことが意味を持つことは人生においてよくあることだ。

大学生、特に大学1年生の頃は高校までの反動かとても意味のない生活を送っていた。
昼夜が逆転することはしょっちゅうだ。

夜の2時に家を出て、2時間歩いてラーメンを食べ、また2時間歩いて帰宅し眠り、起きたら16時でとても授業なんか間に合わないので電車に乗って大田区から八王子あたりまでラーメンを食べに行く。
コミックマーケットやガチムチパンツレスリングのビリー・ヘリントン来日といったイベントに始発で行く(始発で行きながらも徹夜でもある)。
朝までアニメを見る、池袋の新文芸座でオールナイトで映画を見、終わったらラーメンを食べて明け方に帰る。

翌日のことなんて本当に考えていなかったし、進級を危ぶまれたこともあったけどそれでなんとかなっていた、なんとかしていた。
そんなfloccinaucinihilipilificationなことたちは主に友人と2人、ないしは3人程度でやっていたが、誰かとやる行為ではあれ、結局の所個人プレイに近いものもある。

ラーメンを食べるのも別にラーメンを食べる間に会話があるわけでもないし、イベントでも基本はソロで活動する。
映画を見ている間ももちろん基本はひとりだ。
バーベキューやフットサル、合コンといった他者がいるからこそ成り立つイベントには参加したことがほとんど無いし、参加しようとも思わなかった。
つまりは「趣味が合うから」という理由で「せっかくだからその道中も一緒に行く」というだけでその後にやることは結局個人の楽しみなのだ。
もちろん道中の会話も含めての楽しみなのだが、みんながいないとできない楽しみ、ということをあまり経験してこなかった。
ラーメンを食べに行く、映画やアニメを見に劇場やイベントに行く、といった行為は一見外には出ているのでアウトドアな行為かもしれないが、とどのつまりはインドアでパーソナルな行為なのだ。

別にそんなことをしたって社会に出て何か役に立つかといえば立たないし、就職活動の面接で役立ったりもしないだろう。
でも自分という人間を形成する上では実はそんなfloccinaucinihilipilificationなことが1番大事で、その後の生きていく上でのほんの些細なことにももしかしたら大きく影響してくることもある。
人を豊かにするのがそういったことなのかもしれない。

そんなfloccinaucinihilipilificationな楽しみを一緒に楽しんでいた友人2人と5年ぶりとかに会った。
5年という月日は人を変える面も変えない面も多かれ少なかれあり、僕は今やfloccinaucinihilipilificationなことを全力では楽しめなくなっている。
そりゃあ働いてもいれば結婚もしている。
翌日の予定や家に帰れば待っている人もいる。
結婚をするということは人と関わることで、パーソナルなことばかりしているわけにもいかない。
だからと言ってバーベキューやフットサルを積極にするわけではないけれど、自分というモノサシに配偶者というモノサシはもちろん入ってくるのが自然なことだ。

別にfloccinaucinihilipilificationなことをいまでもひたすらにしたい!他人のことなんて出来る限り考えたくない!パーソナルな時間サイコー!
なんてかけらも思ってなくて、今の生活には満足してるし、幸せだと率直に思う。

それでもお酒を飲み、わけのわからない議題でサミットを開き、〆のラーメンを超コッテリで食べ、更にはスーパー銭湯に行くと行ったようなことを5、6年ぶりに体験し、昔やっていたことには意味があったし、あの時の気持ちや行為の根源があるから自分がいるんだと単純に思った。
人は違う人間になれないけれど、違う人間を作ることができるというのが僕の持論であって、僕も社会で生きていく上では良い人間になれて行っていると少しは思う。
でもfloccinaucinihilipilificationな自分もやはりいて、そんな自分を未来につなげていくのも大事なんだろうなぁと思った。

何が言いたいのかよくわからないが、モラトリアムというのはやはり大事なことだと思うし、その頃の自分がいなかったらもっと薄っぺらくて何もない人間だったんだろうなと改めて思う。
そして、時を経ても当時にタイムスリップする体験を共有できる思い出というものは素晴らしいものだとつくづく思った。

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Walt Disney World Resort の各パークでよかったことたち

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11月7日~14日でアメリカはフロリダのWalt Disney World Resortに行っていた。

日本のディズニーランド、ディズニーシーの様なメインテーマパークが4つあり、ホテルやゴルフ場、プールなどのリゾート施設を含めた総面積は山手線の内側の1.5倍とも言う。

 

とにかく楽しくてダイナミックで先進的な夢の国。

そんな広大なリゾート施設内にある、

 

・Magic Kingdom

・Epcot

・Disney Hollywood Studio

・Animal Kingdom

 

の4大テーマパークのよかった点をとりあえず1つずつ書いておこうと思う。

 

1:Magic Kingdom

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 Very Merry Christmas

 

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日本じゃクリスマス期間は普通に遊びに行けばクリスマスイベントを楽しむことができるけれど、Magic Kingdom(日本でいうディズニーランド)のクリスマスイベントは夜7時以降の特別なチケットを買った人しか入れない特別なイベント。

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アメリカのクリスマスよろしく、無料でホットココアやクッキーを配ってくれる。

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やっぱりクリスマスの本場、アメリカなだけあってショーやパレード合わせてクリスマスの規模が本当に大きい。

半袖で過ごすことができるクリスマスはどこかテンションが上がったし、エンターテイメントの国アメリカというのを強く感じることができた。

クリスマスイベントかつ、期間中も毎日やっているわけではないのでなかなか参加するのが難しいイベントではあるがぜひおすすめできるイベントだった。

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2:Epcot

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日本館

 

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ここまで来てそれかい!といったツッコミ大歓迎の日本館。

Epcotには各国のパビリオンがあって、そこではその国の人が働いているというまさしく万博みたいなエリアが全体の半分を占めている。

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所詮作り物でしょ、と思われるのだが日本館に限らず、各国のパビリオンの作りこみのレベルが本当に高い。

観光地に行って見受けられる「間違った日本像」がほとんどない。

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そんな日本館の作りこみはもちろんよかったのだが、1番よかったのは料理だ。

アメリカに来て4日目。大味なアメリカ料理にほとほと疲れ切っていた僕の心を満たしてくれる「出汁」の文化日本食。

日本酒飲み比べとかもできて本格的な和食を楽しむことができる。

たぶんアメリカにいて一番の笑顔、幸福感、満足感を味わったのは日本館での日本食といっても過言ではない。

あと日本語で買い物ができるというのも日常を取り戻すことができる大きなポイント。

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ちなみに日本館は三越が運営していて所々に丸越マークを見かけることができる。

三越クオリティで接客もかなりよく、サプライズでバースデーソングを歌ったり(日本語で)サービスも満点。

全パビリオンの中でも外国の方(自分目線で)が楽しんでいて盛況だったように思えた。

いや、もちろんテストトラックとかアトラクションでも面白いのはあったけれど、どうしても異国の地で感じる完成度の高い日本には勝てませんでした。。。

 

3:Disney Hollywood Studio

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クリスマスライトアップ(正式名称知りません)

 

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これまたクリスマス関係。

だけどやっぱりアメリカのクリスマスはすごい。

夕方の6時くらいに一斉にライトアップされるんだけど、光とクリスマスソングが合わさった演出がさぶいぼ物に感動的。

クリスマスソングは洋楽であっても日本人もわかるものが多いし、楽しい気持ちになるから好きだ。

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フロリダのクリスマスは当たり前に雪は降らないので人工雪を泡みたいなので降らせていた。

半袖で、クリスマスソングに包まれながら、色とりどりに変わるイルミネーションを見て、雪が舞う。

この世のものとは思えないいい場所でした。

 

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ちなみにハリウッドスタジオはショー系がとても充実していて完成度が本当に高かった。

特にアナ雪のショーは観客たちも参加して(自主的に参加している感じだけど)レリゴーだったり雪だるま作ろうだったりを歌う。

アナ雪が日本で人気だったのは知っていたけど、アメリカでもその比じゃないほどに人気度合いを感じさせられた。

大人から子供までみんな歌える。

アナと雪の女王が持つコンテンツ力の強さを改めて感じさせられた。

 

4:Animal Kingdom

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すべて

 

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こんな楽園あるのかって感じのテーマパーク。

もうこんなところならずっといれる。

キリマンジャロサファリ、毎日何時間でも回ってられる。

動物が近い、やばい。

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ライオンキングのショー、やばい。

劇団四季シルクドゥソレイユ」を足したみたい、やばい。

たった30分でここまで詰め込んで崩壊していない、ずっと圧倒されっぱなしのショーの作り方はすごいなぁと本当に思う。

 

f:id:seikousisan:20151108004913j:plainパチモンのミッキー、やばい。

決してパチモンじゃないんだけど、パチモン感がみなぎる公式ミッキー。

どこの中華ランドよりも中華ランド感があって思わず写真に収めてしまう完成度、やばい。

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エクスペディションエベレスト、やばい。

イエティがレールを引きちぎってくる演出とか「こんなん絶対急降下しますやん!」ってなる予定調和を促す恐怖、やばい。

ジェットコースターなのに逆走したりしてやばい。

日本のジェットコースターみたいにシートベルト的なのが安心感高くないのもやばい。

ただ怖いだけじゃなくて、演出も面白いのはさすが。

 

番外編:Animal Kingdom Lodge

 

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宿泊したのは直営のAnimal Kingdom Lodge。

朝起きたら部屋からキリンがご飯を食べている。シマウマもいる。

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プールもある。

11月なのにプールに入るという非日常感を感じたかったので急きょアウトレットでオークリーの海パンを買って入った。

夜9時くらいまでプールに入れるのもいいところ。

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アメリカンでアフリカンな食事達。

正直飽きたけど、たまにはまた食べてみたい料理たちでした。

 

と、まぁ正直全然書ききれなくて、書くのも疲れるほどのたくさんの思い出と楽しい出来事がたくさんあったWDW

ディズニーというものにそこまで興味がなくてもエンターテイメントとして本当にすごいので、死ぬまでに1回は行った方がいい、楽しスポットです。

オススメ。

pebble timeを本国で買ってみたレビュー

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今流行りのpebble timeを買ってみた。

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新婚旅行でアメリカはオーランドにあるウォルトディズニーワールドリゾートに行っていた。

その話はいつか書くとして、アメリカに降り立った瞬間の日本人観光客はまず何をするだろう。

とりあえず写真を撮る、アメリカンなボリューミーフードを食べてみる、長旅に疲れ切ってとにかく寝る・・・

確かに疲れ切ってはいたが、アメリカでもしかしたら買えるかも・・・と期待をしていたものがいきなり視界に飛び込んでいた僕はすぐさまボタンを押していた。

 

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世界最大手家電チェーン「BEST BUY」の家電自販機だ。

そしてそこで売っていたのが・・・

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ガジェットファンの間で人気を博しているpebble timeだ。(写真は帰り際に撮ったので既にpebble timeは売り切れており、1世代前のpebbleしかなく人気具合がうかがえる。)

空港についてすぐこれを喜々として買っていた僕を本国のおじいさんが横で見ていて「なんやこいつ・・・」みたいな目になっていた。

実はちょうどアメリカに行く前日に協力会社の方がpebble time steelを持っていて、それを見た瞬間「これほしい!」と一目ぼれしてしまった。

apple watchには一切なびかなかった僕だけど、

  • カラーeインクディスプレイで充電が1週間以上持つ
  • スマホの通知が手軽に見れる
  • 時計の表示(watch face)が充実していて飽きない

といったところをほんの数分だったが説明してもらい、帰りの電車の中でどうやったらpebble timeを手に入れることができるかすぐ検索している自分がいた。

日本ではpebbleのホームページから買うか、Amazon等で並行輸入品を買うといったところが主だ。

しかし、米国では小売店でも販売されていることがわかった。

これはチャンス!と調べてみるも基本空港とWDWのエリアにしか行かないので購入する機会は失われたかと思いきや、オーランド空港にBEST BUYのKioskなる自販機があることが発覚。

広い広い空港なのでまさか自分の行動範囲にあるとは思わなかったが、ゲートを出た瞬間にあったのでこれは運命!と迷いなく買う運びとなった。

 

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疲れ切ってホテルのアニマルキングダムロッジに到着し、翌日も早いのだがどうしてもすぐに使いたかったのですぐにペアリング(手持ちのスマホとの同期)を始める。

ペアリング方法やiPhoneと同期する際の日本語化の方法は様々なブログで記事になっているのでここでは省略。

僕はこちらの方のブログを参考にしました。

frappt.com

iOSでの日本語化はまだ対応してないのか当初あきらめかけていたけど、この方のブログが情報も新しく、iOS単体での日本語化も対応しているようで一安心。

それでは以下に実際にpebble timeを使ってみて気に入った点を書いていく。

 

続きを読む

全てが完璧なうなぎ屋、江東区森下の「藤田屋」


孤独のグルメシーズン5が始まった今日この頃。
清澄白河がフィーチャーされたりしてましたが、今日はそのお隣森下のうなぎ屋。
ここもまた女将さんの心が通った接客がたまらない、いい料理屋だった。

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最初は一度行ったことのあるオシャレ目な新しい定食屋「ラハン」に行こうと思い森下を歩いていたがまさかの休業日。
完全に出鼻をくじかれ、定食腹になっていた頭を一度リセットし、何かないかと森下を徘徊すると見つけた時代が昭和から止まっている佇まい。

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でもお高いんでしょう?と思いきや夜でも定食が食べられそうでそこそこ良心的な価格設定。
腹もペコちゃんだったのでいざ入店。
すると平均年齢70歳くらいの客層でキャパ10数席の店内はほぼ満席だった。
隅っこの席に座ろうとすると女将さん(推定70歳以上)がせっかく飾ってあった花瓶を片付けたりしてスペースを広く作ってくれた。

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メニューも気取ってないのがよい。
たぶん創業当時からほとんど変わってないのだろう。
オリジナルメニューのイリブタライスにも心引かれつつ、久しぶりのうなぎをチョイス。
うなぎをまっている間は脇に置いてあった雑誌を読む。
サライ」と「婦人画報」。
この店の客層をズバリ表すようなラインナップに心落ち着く。

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そんなこんなでうな丼(1500円)と肝吸(150円)が到着。
大阪出身ではあるがうなぎは東京のふわっとしているタイプが好みな僕にとっては最高の焼き加減、蒸し加減。
肝吸も柚子の皮のアクセントが効いていてほっこり落ち着く。
ボリューム的にも値段を考えると申し分ないのだが、女将さんが声をかけてきた。

「ご飯おかわり欲しかったら言ってね。うなぎはサービスできないけど、ご飯ならおかわりしていいからね。」

なんということでしょう。
丼ものでのご飯おかわりが無料。
それを聞いた瞬間、すこしでも味わおうとちまちま食べていたがスイッチが入った。
すぐさまうなぎ半分を残しご飯を完食、おかわりを申し出る。
おかわりが来るまで少し思案。

「果たしてタレは追加されるのだろうか…」

そう、うな丼はうなぎとご飯で完成するのではない。
タレが重要、必要不可欠なのだ。
うな丼はコンビではなくトリオなのだ。
少し心配しながらものの数分、着丼したものがこれだ。

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食べかけのうなぎがやや汚いのはご容赦頂きたいが、綺麗に盛り直されたうな丼はタレもしっかりと追加でかかってある。
もはやうな丼(ハーフ)を注文したのかと見紛うレベルの完成度。
ブラボーである。

瞬く間に完食しお会計。
正直期待を大幅に超える大ジャンプをかましていったうなぎだったため、女将さんに多少の懺悔も込めて「たまたまよったんですけど本当に美味しかったです」と言うと、
「全然いいのよ、じゃあたまたまでいいからまた来てね」とニッコリ。

いいうなぎといい女将さんがいる完璧なお店。
ここはたまたま、定期的に訪れたい。

2015.08.08 ROCK IN JAPANに行ってきた


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毎年恒例のイベント、茨城県ひたちなか海浜公園までROCK IN JAPANの3日目に行ってきた。
連日の猛暑だったここ最近だったが、この日は涼し目ということもあってか、海沿いの公園ということもあり都心で働いている頃より体感温度的に10度くらい低いんじゃないかと大げさに思った。
天気は晴れ時々曇りとかで基本日射しは照りつけてたんだけども汗だくってほどにはならなかった。

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朝の6時新宿発だったので大事をとって前日から新宿に泊まり出発。
盆休み初日の人も多いためか高速はそこそこ混んでいて3時間半後の9時半に着。
まずはTシャツを買う。
毎年コラボシャツを出しているが今年はディズニーコラボだった。
Tシャツを着替え、いざ10:30からのレイクステージへ。
ここからは見たバンド紹介。


1. 17才
3. 文化祭の夜
4. 不思議な夜
5. 「それって、for 誰?」part.1
6. 十字架YOU and I
7. 祭りのあと

2013のロッキン以来2度目。
前回はグラスステージだったけど今回はレイクステージ。
レイクステージは古代ギリシャの広場みたいに半円形状のアリーナとそれを取り囲む段々のスタンドになっていてスタンドからの眺めもよくなかなかいいステージ。

前回と同じくリハーサルでは本田翼の透明感が最高に伝わるPVのshort hairを演奏。
今回はフルでshort hairを聴くことができた。

リハーサルではメンバーがラフな格好でいつも襟付きシャツを着ているイメージの小出さんもTシャツに短パンだったが本番では着替えて登場。
17才、PERFECT BLUEの定番曲からMCへ。
小出さんがTIFに客として人生初の夏フェスで参加してきた話。
相変わらずのアイドルオタぶりを見せつけ新曲3曲連続からの十字架YOU and Iのダンス湯浅翔平からの祭りのあとでシメ。
新曲は個人的イメージでピックでのダウンピッキングが頭についていた関根ちゃんのベースが指弾きでけっこううねっていた。
でも代表曲でもある祭りのあとでは激しく動きながらのピック弾きでのベースプレイを見せてくれた。
ベースを弾く関根ちゃんは本当にカワイイ、クールな表情からの激しい動きとかのギャップがカワイイ。

2:NICO Touches the Walls
昼メシをすませて途中から見ることに。
フェス飯は屋台が並んでてテンションあがる。

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5. ホログラム
6. ニワカ雨ニモ負ケズ
7. 渦と渦
8. 天地ガエシ

実はあまりちゃんと聞いたこともなければメンバーの容姿すら見たことがなかったバンド。
意外にもボーカルが爽やか系のイケメンでイメージと全く違った。
けっこう熱くていいステージでした。
もうちょっとちゃんと聴いてみようと思います。

3:ねごと

1. DESTINY
3. GREAT CITY KIDS
4. メルシールー


途中まで見ることに。
auのリスモだかなんだかのCMに使われていたような気がするカロンのイメージしかなかったけどけっこういいステージだった。
ガールズバンドなので当たり前に女性ベースなんだけど、やっぱり小さい女の子が尺の長いベースをかっこかわいく弾いてる姿っていいなぁと思う。



やばいバンド。
グラスステージで見る。
阿部サダヲやら宮藤官九郎やらがいるコミックバンドっていうイメージしかなかったけど、コミックバンドというカテゴリーじゃ収まりきらない本当にやばいバンド。
港カヲルの下ネタ爆発パフォーマンスがヤバイと思いきやメンバー全員がのってきての下ネタの大きな渦が出来上がる。
セットリストはよくわかんなかったけど、クンニアンドレスポンスとか正直頭がおかしい(褒め言葉)。
膝から出血したら膝生理、セックスをしたい、おっぱい揉みたい、カウパーは潤滑油。
中学生くらいの下ネタを怒涛の勢いで垂れ流すだけでなく、曲自体は割とフツーにカッコいい。
ワンマンライブとか行ってみたいと思わせてくれました。

5:KANA-BOON


2. LOL
3. ウォーリーヒーロー
4. ないものねだり
5. なんでもねだり
6. クラクション
7. 盛者必衰の理、お断り
8. フルドライブ
9. ダイバー
10. スパイラル
11. シルエット

去年のレイクステージ以来2年連続で見ることに。
一昨年にテントでやっていつかグラスステージでやります!と言ったら2年でここまでこれた、的なことを鮪が言っていた。
去年の段階でレイクステージはパンパンで主に高校生〜20代前半への熱い人気を見せていた。

ネットの世界では量産型高音四つ打ちバンドとかって批判されることもあるけど僕は好きです。
すごく踊れるセトリで楽しかった。
チャーハンの曲ないものねだりとか、鮪と飯田の絡みとかが漫才チックで楽しい。
さすが大阪の堺出身のバンド。

6:MONOEYES

1. When I Was A King
2. RUN RUN
3. Cold Reaction
4. Like We've Never Lost
5. My Instant Song
6. What I Left Today
7. End Of The Story
8. グラニート
9. Remember Me

ELLEGARDEN、HIATUSの細美武史が率いる新バンド。
他のメンバーもアリスターのスコットやアートスクールの戸高、ASPARAGASの一ノ瀬など錚々たる面々のバンド。
レイクステージは超満員でエルレ活動休止から7年ほど経った今でも細美への注目が感じられた。

音楽自体はHIATUSはピアノも入ったメロディアスな曲が多いが、MONOEYESはELLEGARDENに近い感じ。
単純に楽しい。
細美がMCで言ってたけど、「音楽とかバンドは所詮遊びなんだから楽しまないとね」、という言葉がこのバンドを象徴する様なイメージだった。
文化祭のシャッフルバンドを組んでみましたみたいな感じなんだろうか。
僕的には戸高のギターソロの所で細美が「ギター、戸高!」という言葉で少し嬉しくなった。


1. MATATABISTEP
2. とおりゃんせ
3. 贅沢ないいわけ
4. S.S
5. 裏の裏
6. チャイナタウン
7. フィーバー
8. 最終電車

2013のロッキン、去年のワンマン以来3回目のパスピエのステージ。
LEDビジョンにステージの映像が映し出されるんだけど、本人たちの目線より下のみだった。
最近のPVとか見ていてもけっこう顔は出てきたと思うんだけど、テレビ放送もあるしそこは自粛といったところなんだろうか。

パスピエのライブで楽しみのひとつがアレンジ。
アップチューンなS.Sも出だしはしっとりな感じにアレンジ、果たしてなんの曲が始まるのかと期待が高まる。
相変わらず楽器隊のクオリティも高く、ギターの三澤がベースの露崎と絡みに行くところとかいつ見てても楽しい。
ボーカルのなつきちゃんは赤いチャイナドレスに黒いパンツを下に履き、蛍光イエローのカラフルなスニーカーを履いていたがチャイナタウンにひどくあっていた。
年末の武道館に行きたいが平日なのが本当にネック。



2. パレード
3. Hello, world!
5. ファイター
6. コロニー
7. カルマ
8. 虹を待つ人
En-1. RAY

トリで見たのはやっぱりバンプ
とはいえRAY以降の曲をあまり終えていなかったのでパレード、ファイター、コロニーあたりは少しポカン状態。
Hello, world!は友人にやっとバンプが疾走感のあるバンドサウンドを出したとのススメがあったのでおさえてた。

満員状態のグラスステージで待ちながら出だしの一曲目は何をするのかなぁと思ってたらメンバーがザフーのSEに合わせていつものごとく登場。
すると藤原が弾き語りで

見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだ
明日が僕を呼んだって返事もろくにしなかった
今というほうき星

までを歌い観客に「オーイェーヘーイアハーン」を歌わせる。
観客は少し戸惑ったのか、声が小さかったためもう一度「明日が僕を〜」から弾き語り今度は観客も大声で「オーイェーヘーイアハーン」。
そして天体観測からスタート。
アンコール前のシメや、アンコール最後にも演奏される曲なのでビックリ。
近くにいたバンプ好きの女の子とかはなんか感動して泣いて座り込んでいたりした。

MCではちゃまが毎年渋谷陽一さんに会うと「フェス出てよ」と頼まれるけど、それはありえないくらいに幸せなこと的な話。
藤原は天体観測の「オーイェーヘーイアハーン」を歌ってもらったことに対して、「オーもイェーもヘーイもアハーンも4つも言えてなかなかないでしょ!これからみんなは大吉です。来年の正月におみくじを引いたらリセットされるんで気をつけてください」とか「ちょっとみんな一歩下がろうか、いいか!?自己責任か!?やるか!?一歩と言わず3センチでも、気持ちだけでも下がろうか」とか曲振りを間違えたことに気付いてギターを抱えたまま笑いながらヘタレ込んだり「みなさんは数分後にデジャブを体験すると思います。次の曲はしっとり系の曲なんだからみんなに歌ってもらうところなんかないのにな」とか恥ずかしいのに恥ずかしがってないそぶりをしたり、虹を待つ人の合唱の声が小さいと思えば「駅とかで大声で叫んだら逮捕されちゃうけどここだったらいいんだからもっと大きな声だそう!」とかとにかく終始テンションが高かった。
女性ファンには可愛く見えるんだと思う、キャーキャーなってた。

昔のエントリでも書いたけど、どんどん角が取れて丸くなっている。
いい兄ちゃんたちになっている。
でもそれは人間性の話で、音楽性は特に変わってないのがバンプだと思う。
ちゃまがシンセっぽいのをライブ中でも使い始めたり、升もシンセドラムっぽいのを取り入れたり(どっちも正式名称わかりません)、増川は相変わらずギターがどんどん上手くなっている。
音楽の表現は変わっても根っこの音楽性は変わってないなぁと思います。
ちゃんと新しいのも勉強してまたワンマン行きたいなぁとか思ってたら僕が初めてバンプのライブに行ってから10年を過ぎていたことに気付いたりもした。
人生は早い。

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そんなこんなで花火が上がり終了。
帰りは道も空いてて2時間ちょっとで帰ってこれた。
暑いけど夏を感じられるし、海が近いから都心のうだるような暑さではないし、熱い音楽が聴けるいいイベントだと思います。
また来年も楽しみにしてます。